名作歌選・秩父音頭


 

★「鳥も渡るかあの山越えて、
          霧のさわ立つ奥秩父」


 
(美の山)より望む武甲山

★「咲くは山吹つつじの花よ、
          秩父銘仙はたどころ」

★「秋蚕しもうて麦蒔き終えて、
          秩父夜祭り待つばかり」


★「炭の俵を編む手にひびが、
          切れりゃ雁坂雪が降る」 
    
秩父夜祭り

★「主の為なら賃機夜機、
          偶にゃ寝酒も買っておく」  

★「花の長瀞あの岩畳、
          誰を待つやらおぼろ月」   
金子伊昔紅翁像
美の山公園の銅像より
★今年しゃどうでも来年こそは・・・・・
         よく聞いた言葉だ。

■医師であり俳人の金子伊昔紅氏は秩父音頭の産みの親と
  言われ、その普及に尽力しました。
 
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